団地の売却方法は?そのまま売却とリフォームやリノベーションとの比較

団地の売却方法は?そのまま売却とリフォームやリノベーションとの比較

この記事のハイライト
●団地は古い設備を交換リフォームするだけでも売却しやすくなる
●設備と間取りも交換するリノベーションは、手間や費用をかけたくない買い手が好む
●団地は費用や手間をかけずに、そのまま売却することも可能

最近では新しく建てられることがなくなった団地は、高度経済成長期に多く建てられたために現在では築30年を超えるものが多くなりました。
そんな団地はどのような売却方法が適しているのでしょうか。
台東区、葛飾区、江戸川区、江東区、荒川区、足立区、北区、その他23区内で団地を所有していて売却を検討している方は最後まで読んでみてください。

\お気軽にご相談ください!/

団地をリフォームする売却方法

団地をリフォームする売却方法

リフォームとは古くなったものを新しい状態に修復することで、現在付いている設備や内装などを交換し新しくする方法です。
団地の売却方法として、リフォームしてから売却するケースについて解説します。

リフォームして売却するメリット

古くなったものを交換したり、内装をリフォームしてキレイにすれば、リノベーションほど費用をかけなくても団地の売却は可能です。
見た目だけでも新しくなれば買い手の印象は良くなるでしょう。
費用をできるだけ抑えて、購入後に自分で手をかけたくないと考えている買い手ならば、リフォーム済の物件を選ぶ傾向が強いでしょう。
リフォームの価格はそのまま売却価格に反映され、リノベーションほど高額にならないため、価格を抑えて売却できます。
買い手にとって資金計画が複雑にならないために購入検討しやすいだけではなく、売主からしてみても売却しやすい物件と言えます。

リフォームしたほうが良い設備は?

リフォーム可能な場所としてキッチンや浴室、洗面化粧台、トイレなど水回り、壁紙や床のシートフロアなどの内容、給湯器などがあります。
このなかで優先してリフォームするならば給湯器が良いでしょう。
団地では交換できる給湯器に制限があり、商品やメーカーの好みの差が出づらい部分です。
また、近年では半導体不足の影響で給湯器が全国的に品薄なため、交換したくても容易にはできないこともあります。
もし、前回の交換から年月が経過し、10年以上経っているのならば検討してみましょう。
団地では設置してあるキッチンも古いため、キッチンの交換も印象をよくするためには良い方法です。
給排水管の工事が大がかりになるので食洗機の設置は難しいかもしれませんが、最新の商品ならば掃除もしやすいのでアピールポイントになるでしょう。
洗面化粧台も同様に新しい商品のほうが見栄えが良いですが、トイレについては注意が必要です。
最新のトイレは節水機能が備わっているものが多いですが、団地では一定の排水量がないと配管が詰まる恐れがあります。
最新のトイレは便利ではありますが節水機能が優れているものを設置するときは、メーカーなどに確認することをおすすめします。
浴室は交換するのに構造が影響して交換できない場合もあるので、工事会社に確認をしてもらいましょう。

この記事も読まれています|不動産売却における家の解体費用の相場とは?解体の流れやデメリットも解説

\お気軽にご相談ください!/

団地をリノベーションする売却方法

団地をリノベーションする売却方法

リノベーションとは大規模な改修工事をおこない、古い設備だけでなく間取りも変更してしまう工事です。
売却方法としてのリノベーションについて解説します。

古い間取りを新しい間取りに

リノベーション物件は最近注目されている不動産の購入方法で、古いマンションや団地をリノベーションしたものは人気の物件です。
建物自体は古くても、内装や設備は最新なので、新築同様の物件に中古住宅の価格で居住できるところにニーズが集まっています。
団地の売却方法としては売却しやすいと言えるでしょう。
リノベーションでは内装をすべて解体して、スケルトン状態にしてから内装工事を始めます。
古い間取りは生活動線が使いづらかったり、キッチンが壁際にあるなど今どきの間取りではありませんが、スケルトンにするので間取りも自由に組み立てできます。
昔ながらの続き間や、収納が少ない古い団地の間取りでも使いやすくつくり変えれるでしょう。
新築物件の購入までは費用をかけたくないけれども、手間をかけずにすぐに入居したい買い手には、リノベーション物件は好まれます。
そういったニーズをとらえた良い売却方法と言えるでしょう。

リノベーションするときの注意点

自分でリノベーションして大幅に間取りを変えるならば、その間取りが本当に需要があるかどうかを判断する必要があります。
売れる間取りかどうかの目線は建築会社よりも不動産会社に確認したほうが良いので、何もかも自分で決めて行動するより、まずは相談から始めましょう。
そのときにリノベーションの規模についても相談すると良いでしょう。
内装も何もかも取り払い、ゼロから部屋を作れば何でもできることは間違いありませんが、その分費用も増加します。
その費用は売却価格に直結するために、物件の売却価格や付近の相場、成約事例などとじっくり比較する必要があるでしょう。
そのためには不動産会社の協力は不可欠です。
リノベーションして団地を売却するのは良い売却方法ではありますが、費用をかけすぎて高額になりすぎないよう注意しましょう。
また、管理規約や管理組合の定めによっては、すべての工事内容に許可が下りない場合もあります。
団地は共同住宅なため、工事する以上は申請が必要なのでよく確認しておきましょう。

この記事も読まれています|不動産売却における家の解体費用の相場とは?解体の流れやデメリットも解説

\お気軽にご相談ください!/

団地をそのままで売却する売却方法

団地をそのままで売却する売却方法

リフォームもリノベーションもせず、そのままにする売却方法では物件を売ることは可能でしょうか。
そのまま売却するメリットや、どんなニーズがあるのか解説します。

そのままでの団地売却は本当に売れる?

もし、リフォームやリノベーションに十分な予算を用意できず、少しだけ手を入れるような工事をするならば、何もしないでそのまま売却することをオススメします。
この売却方法では何も良いところがないように思えますが、安価で売却できることが何よりも大きなメリットです。
なぜなら、自分で好きなようにリノベーションしたい買い手や、不動産会社による買取も期待できるからです。
リノベーションされた物件も魅力がありますが、注文住宅のように自分の好みでリノベーションしたいというニーズは少なくありません。
間取りや生活スタイルも人それぞれなので、自分に合わせて団地を改造したいという希望もあるでしょう。
そのような買い手に向けると、団地をそのまま売却する方法でも成功する可能性があります。

立地や築年数によっては不動産会社の買取も期待できる

築年数が古い団地でも全体で耐震改修工事がされていたり、立地が良い物件については不動産会社に買取してもらうのもひとつの方法です。
不動産会社の買取では物件を買い取りしてリノベーション工事をおこない、再販することを目的としています。
不動産会社はできるだけ安価で買取したいので、団地をそのまま売却する方法は適していると言えます。
買取のメリットは、売却活動しないのと決済までの期間が短いため、早期売却が可能になることです。
ただし、デメリットとしては、売却価格が相場より安くなることです。
もし、売却に期限があり、できるだけ早く売却する必要があるのであれば、不動産買取している会社に相談してみましょう。

この記事も読まれています|不動産売却における家の解体費用の相場とは?解体の流れやデメリットも解説

まとめ

団地の売却方法として、設備などを交換するリフォーム、大規模な改修工事になるリノベーション、手を付けないそのままの売却方法があります。
リフォームやリノベーションには費用がかかり、売却価格に直結してしまうので、事前に不動産会社に相談したほうが良いでしょう。
台東区、葛飾区、江戸川区、江東区、荒川区、足立区、北区、城東・城北を中心に23区内で団地の売却を検討している方は、富士ショウまでお気軽にご相談ください。



【関連記事】

リースバックとリバースモーゲージの違いとは?それぞれのメリットも解説

不動産売却後に確定申告は必要?必要書類や期間についても解説!

不動産売却をおこなう際にかかる税金の対策って何があるの?


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

03-5117-3502

営業時間
10:00~19:00
定休日
年末年始

関連記事

不動産売却について

売買物件

売却査定

お問い合わせ