不動産の買取と仲介とは?メリット・デメリットもご紹介

不動産の買取と仲介とは?メリット・デメリットもご紹介

この記事のハイライト
●買取とは不動産会社が買主になる手法で、仲介とは不動産会社に依頼して第三者に売却する手法
●買取のメリットは短期間で現金化ができること・契約不適合責任が免責されること・近隣に知られる可能性が低いこと
●買取のデメリットは売却価格が低くなりやすいこと・買取できない場合もあること

不動産売却には買取と仲介という2種類の方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分にあった方法を選択することが肝心です。
買取と仲介の違いや、仲介と比較したときの買取のメリット・デメリットについて解説します。
台東区・葛飾区・江戸川区・江東区・荒川区・足立区・北区などの城東・城北エリアで不動産の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

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不動産の買取と仲介とは?

不動産の買取と仲介とは?

不動産を売却する場合は、買取と仲介という2種類の方法があります。
買取と仲介とはそれぞれどのような売却手法なのか、違いも含めて見ていきましょう。

仲介とは

仲介とは、売主が不動産会社に売却業務を依頼して買主を探す手法です。
マンションや一戸建て住宅の仲介では、買主は個人のお客様であることが多いです。
不動産売却の仲介を依頼する際は、売主と不動産会社の間で媒介契約を交わします。
媒介契約には3種類あり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • 一般媒介契約:複数社に対して同時に契約できる
  • 専属専任媒介契約:1社のみと契約をする
  • 専任媒介契約:1社と契約しつつ自分で買主を探すこともできる

専属専任媒介契約と専任媒介契約は、不動産会社に指定流通機構(レインズ)への登録、売主への販売活動報告が義務付けられています。
媒介契約を締結したあと、不動産会社は広告作成・内見対応・条件調整・契約関連書類の作成・重要事項説明・その他の手続きを担います。
売買が成立したら、売主は不動産会社に対して仲介手数料の支払いが必要です。
仲介の売却期間は、不動産を引き渡すまでに3~6か月程度かかります。
ニーズが少ない不動産の売却では、半年以上かかることも少なくありません。

買取とは

買取とは、不動産会社が売主から直接不動産を購入する手法です。
個人のお客様が買主になる仲介とは違い、媒介契約の締結や販売活動は必要ありません。
不動産会社から提示された売却価格や条件に売主が納得できれば、すぐにでも売却することが可能になります。
不動産会社は買い取った不動産をどうするのかというと、リフォームなどを実施して付加価値を上げた後に再度市場に売り出します。
したがって、リフォームや再販時の広告宣伝費に相当する金額が価格から差し引かれることが多いです。
不動産会社によるこのような販売手法を、買取再販といいます。

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仲介と比較したときの不動産買取のメリットとは?

仲介と比較したときの不動産買取のメリットとは?

不動産会社が直接購入する買取には、売主にとってさまざまなメリットがあります。
仲介と比較して買取にはどのようなメリットがあるのかご説明します。

短期間で売却できる

買取の最大のメリットとは、短期間で売却できる点です。
仲介は売却完了までに3~6か月程度かかるのに対して、買取の場合は1週間~1か月程度で売却完了します。
短期間で売却が完了する理由として、買取の場合、媒介契約締結や販売活動といったステップを省けるからです。
さらに不動産会社は売買取引に慣れているので、個人のお客様に比べて交渉が必要な項目も少なくて済みます。
売却価格が折り合えば、すぐに売って現金化できるといったメリットがあります。
「一刻も早く売却したい」「いつ頃売却できるか不安」という方は、買取のほうが向いているでしょう。

契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)を免責にできる

売主と買主の間でよく問題になる契約不適合責任を免責できる点も、買取のメリットになります。
契約不適合責任とは、契約書の記載内容と異なるものを引き渡したときに売主が負う責任のことです。
たとえば雨漏りやシロアリ被害があるのに、その旨を契約書に記載せずに売却した場合、売主は契約不適合責任に問われることになります。
契約不適合責任に問われると、買主は修理や代金減額、損害賠償、場合によっては契約解除を求められる恐れもあります。
買取の場合は、売主の契約不適合責任が免除されるケースが多いです。
売主は修理費用を支払ったり契約を解除されたりするリスクを回避することができます。
契約不適合責任を心配せずに安心して売却できる点が、特筆すべきメリットです。

近隣住民に知られずに売却できる

買取は、近隣住民に知られずに売却できる点もメリットです。
不動産売却において、仲介を依頼する場合は、物件の情報が不動産ポータルサイトやインターネット広告、チラシなどに掲載されます。
掲載する情報の制限もできますが、広く買主を募集したい場合は多くの人の目に触れるようにすることが必要です。
また買主候補が現れたら内見も実施するため、近隣住民に知られてしまう可能性が高いでしょう。
一方、買取の場合販売活動は不要なので、広告に載ったり内見で人が訪れたりすることはありません。
そのため、近隣住民に知られることなく売却できます。

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仲介と比較したときの不動産買取のデメリットとは?

仲介と比較したときの不動産買取のデメリットとは?

不動産買取はメリットばかりでなく、デメリットもあります。
仲介と比べてどのようなデメリットがあるのか見てきましょう。

売却価格が低くなる

買取の場合は、市場価格よりも売却価格が低くなります。
理由はリフォームや再販時の広告宣伝費に相当する金額が売却価格から差し引かれてしまうためです。
市場価格で売却できる仲介と比べると、買取の売却価格は2割から4割程度低くなります。
買取だと仲介手数料はかかりませんが、仲介手数料の上限が定められています。「売却価格×3%+6万円」なので、買取による売却価格の低下に比べると微々たるものです。
売買価格が400万円以上であれば「売却価格×3%+6万円」なので、買取による売却価格の低下に比べると微々たるものです。
売却費用を含めて考えても、買取よりも仲介のほうが高値で売却できるといえます。
「高値で売却してたくさんの売却益を得たい」と考えている方は、仲介での売却活動をおすすめします。

一部の不動産は買取できない場合がある

もう1つのデメリットは、一部の不動産は買取できない場合があるということです。
ほとんどの不動産会社は、物件の条件やエリアを絞って買取をおこなっています。
したがって条件に合致しない場合、買取を依頼しても断られてしまうデメリットがあります。
物件の条件としては築年数や劣化状態がポイントになることが多いです。
たとえば築年数が古くて多額の修繕費用がかかりそうな場合、買取できない場合があります。
また、エリア外であることが理由で買取できないケースは多いです。
所有している物件のエリア内で買取している不動産会社に依頼するようにしましょう。
広範囲なエリアで築古物件の買取にも対応している会社も存在するため、まずは相談してみることが大切です。
弊社は、台東区・葛飾区・江戸川区・江東区・荒川区・足立区・北区などの城東・城北エリアを中心とした東京都23区で買取対応をおこなっております。
上記エリアで買取を考えている方は、お気軽にご相談ください。

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まとめ

仲介と買取どちらがおすすめかは、不動産売却で重視するポイントによって異なります。
高値で不動産売却を重視する場合は仲介、短期間での不動産売却を重視する場合は買取が向いているといえます。
わたしたち富士ショウは、台東区・葛飾区・江戸川区・江東区・荒川区・足立区・北区などの城東・城北エリアを中心に東京都23区で不動産買取と仲介を専門にしております。
お客様のニーズに応じた売却方法をご提案させていただきますので、買取か仲介で迷われている方は弊社にぜひお任せください。

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